Nu-tan
有機農家のための
苗床準備
高度に工業化された農場で育った果物や野菜よりも、地元で採れた農作物を好む人がどんどん増えている中、有機農業の人気は世界中で上昇中です。その結果、有機農業を行う農園や農家が大幅に増加しています。しかし、有機農家は前世代の農家とは大きく異なります。農機メーカーのヤンマーが後援する本プロジェクトの目標は、有機農家を研究し、彼らのニーズを知り、労働生活を改善することができる新たなツールやデバイスを提案することです。
有機農園は規模が小さく、それほど機械化されていない傾向があります。有機農家は土地とより深くつながることを好むため、意図的にそうしていることもしばしばあります。例えば収穫は、有機農家にとっては楽しい一面なので、収穫を自動化する機械は非常に不人気です。
多くの調査を重ねた末、チームは苗床の準備に焦点を絞ることを決めました。苗床の準備は非常に時間がかかり、肉体的にも過酷な作業で、収穫物の取り扱いにも関わっていない分野です。適切な苗床の準備は、健やかな土壌を保つ上で欠かせません。より大規模な農場ではトラクターや耕運機などの機械を使用することができますが、規模の小さい有機農家は、自分の大切な土地に及ぼす影響を考えてそうした機械の使用を避け、代わりに手押し車やブロードフォークなどの手動の農具に頼っています。
そこでNu-tanの出番です。
Nu-tanは苗床準備中に土壌に施すものを均一に撒くことができる苗床準備ツールです。堆肥、腐葉土、肥料など、土壌に施すさまざまなものを散布することができる交換可能なローラーがついています。またNu-tanはモーター駆動のため、自動運転も電動アシスト運転もできます。
Nu-tanを使うと、手押し車の時に比べ、土壌に施すものを散布するために行き来する時間と労力を大幅に節約できます。手押し車とトラクターの中間に位置する農具として、市場の穴を埋める存在にもなります。
年:
パートナー企業:
チーム:
2018–2019
Yanmar
Swinburne University of Technology
Mel Calleja, Mel Phillips, Ethan Lankshear
Kyoto Institute of Technology
Kohey Ouchi, Jinhee Kim, Raviduth Ramful