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TABITO
言語を介さず誰でも使える
マップデバイス
プロジェクト期間:
パートナー企業:
チーム:
2015-2016
Toppan
Stanford University
Danee Kenyon, Jasper Wu, Alex Yee
Kyoto Institute of Technology
Yuki Ozaki, Takahiro Tsuji,
Hiroki Kondo, Taka Uchida
日本の観光は、東京2020オリンピックの開催に伴い急激に増加する見込みです。より多くの海外からの観光客の来日により、ミスコミュニケーションや機会の喪失の恐れが生まれます。これを解決するために、トッパンはスタンフォード大学と京都工芸繊維大学の学生に、共通の言語を共有しない人々間の非言語的コミュニケーション方法をデザインするよう求めました。
チームは、ホスト国の言語に慣れていない観光客に関する広範な調査を行いました。どのように旅行の調べ物をするか?どのように周りを移動するか?通訳を使っているか?その結果、観光客はしばしばウェブサイトのおすすめやツアーガイドを使ってホスト国を探索し、高価で人の多い観光地に辿り着くことがわかりました。コミュニケーションを取るために、観光客は信頼性の低いインターネット通訳をよく利用し、それにより観光客と地元の人々の両方を混乱させる結果となることもありました。
ユーザーが言語を介さずコミュニケーションが取れる、いくつものプロトタイプを経て、チームは次の最終的な解決策に落ち着きました:観光客が地元の人々からのオススメに基づき、踏みならされた道を外れて探索することのできる電子インクによるマップデバイス、Tabitoです。ユーザーは、単に地図上に描くだけで、その地域に精通した人々に自分の希望や目的地を伝えることができ、間違った翻訳は過去のものとなります。シンプルなアイコンのライブラリを使用することで、ユーザーはまた、Tabitoシステム内に登録されたトイレ、レストラン、Wi-Fi、ローカルガイドを見つけることができます。デザイン自体はコンパクトな形に丸めることができ、軽量で保管も簡単です。
現在、丸めることが可能な形式の電子インクは開発されていませんが、チームは将来の開発で使用できる、最終的なプロトタイプと作業ソフトウェアを作成しました。
誰でも使える
マップデバイス